昨日、アッテンボローの怪人を紹介しましたが
彼等の設定とスレンダーマンの生態系が本日、ふっと脳内でケミストリーを起こしまして。

そう、とっても個人的なフュージョンなんです。非客観的。俺だけが楽しい。
「HUNTER×HUNTERのキメラアント編にJOJO3部組突っ込んだらどーなるのっと」
みたいな無茶振りです(でもキメラアント討伐隊が好きです)
そもそもスレンディ誕生は2009年、アッテンボローの怪人連載開始は2000年。
言語の壁の時点で、両者の間に接点などある筈が……いやもしかすると…
…いや、アッテンボローの翻訳がされ出したのは2009年とはいえ多分それはないだろう。

という事で以下、考察の部類とは違う「超個人的二次創作的他人の褌妄想」…
簡単に言ってしまえば『嘘考察』です。
スレンディがそんな存在の仕方を意図して作られているとは思わないんだけど
そんな存在のスレンディが居たとしたら、面白いなあ、というお話。

今までまとめで作って来たスレンディに関する話有。
アッテンボロー及びSlender the Arrivalの重大なネタバレ有。
(双方の結末を知ってる人推奨、です)
夢遊病的妄想有。
3000字程、一気書きしちゃってます。


宜しければ「つづきから」をどーぞ。
誰得とッ 言われてもッ 書くのを止めないッッッ!!!!

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まず、アッテンボローから。

・「モンティアン」は奇妙な異形の頭を持つ。勿論彼等の技術を持ってすれば
 人間の頭部を偽装する事も可能である。だがそれは彼等の理念に反するため、行わない。
 彼等の理念は「お節介焼き(=とある言語で『モンティアン』)」であり
 神の様に救済し、神の様に信仰される事ではない。
 彼等の異形の頭は「いい感じに威厳が無く」「神として崇める様な容姿ではない」
 『誰にも愛されない容姿』であり、彼等としてはとても都合が良い。

・その誰かに尽くす精神が、異常な程に攻撃的な形で発現したのが
 オイペンドウ=モンティアンであり、ヴォード族の末裔である
 (大将はデヴォロウという種族だが、そちらもヴォードを先祖とする)。
 オイペンドウは知的生命体の存在する惑星を感知するとそこに降り立ち、
 特殊なエネルギーを放射する。
 そのエネルギーは道徳的レベルが低い生物、暴力的、自己中心的、快楽主義的な者にのみ
 反応し、その存在を蒸発させてしまうという凄まじい『淘汰』の力である。
 これが我々の様な文明圏で放射されると、主要都市の人口は1/2に激減する。
 だがそれは『邪悪な者』が消え『善良な者』のみが残るという状態だ。

・だが、オイペンドウに限らずヴォード族の末裔が常に放出しているエネルギーがある。
 そのエネルギーが人間の脳内をスキャニングする様に通過し、
 そこに危険な思想や発想が存在するとそこにまとわりつき、ウイルスの様に浸食して増殖し、
 脳や体内の身体を阻害する行動を取る

 汚染された生物はだいたいは激しい頭痛が起きたりする程度だが、
 心が病み切っている者の脳であるとエネルギーが異常活性を起こし、致命的なダメージを負う。
 最悪、死に至る。

 このエネルギーの室は、放出するヴォードの本質的な意志と直結しているらしく、
 放出源であるヴォード族の根底にあるモラルや本能の部分が、善悪の天秤となっている模様
 エネルギーが一定条件下で影響の重さを左右するのではなく、
 裁くのはヴォード本人の善意識である、といったところか(大将は無自覚だったが)

ちなみにそのエネルギーの影響は、目を合せると強くなる

・作中のオイペンドウは『美しきを汚す者は生きる資格無し』という言葉を残している。
 彼は美しき者、無垢な者を汚す者を徹底的に殺戮しているが、
 その殺戮シーン中に彼の背後から伸びる触手が男を貫いている様子
 描写されているリンクが隠されている。

・その残酷さの反面で、彼は『ヒロイン』の少女を救うために別次元に飛ばしている。


以上が、アッテンボローの怪人の設定内で、ちょっと興味を持った点。

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スレンダーマンの顔を直視してしまった人間は発狂して死に至る。軽く済んでも狂気に陥る。
ですが、その一方でスレンダーマンは子供を連れ去っているともされているのです。
最初期の伝説でも、14人の子供が行方不明になっているとありましたが
子供が気が触れている状態で発見されたとはありません。
「始まり」である公園の写真のスレンダーマンは子供に囲まれていますが、
子供達がおかしな挙動をしているようには見えません(シルエット的には、だけどね…)

ドイツの言い伝え(創作)では、少年ラルスは『天使が居た』と語った
翌日に行方不明になっていますが、天使=ノッポの男=スレンダーマンだったとしたら
彼はスレンダーマンを見てもスレンダー病を発症しなかった、発狂しなかった
という事になります。
シュヴァルツバルトの伝説でも、子供達は捕まるまで追い回されるOR逃げ切るの二択
逃げきった子供は、それこそ童話の様に深く深く懺悔するのみ、発狂はしていないようです。

ヘンダーソン事件では父にあたる人物が精神に異常を起こしていますが、
一人娘は連れて行かれたとされています。
また、STAでもチャーリーという子供が『行方不明』になっています。
KateとCRは幼少期にスレンダーマンに出会ってますが、記憶を喪失しているだけです。
後にCRは死亡し、KateはProxyとなって自我喪失状態で発見された(様に考察される)のに。

そして人類の中では『子供は純粋なもの』とされています。
インカ帝国では生贄=成人していない子供、というパターンが多かったのですが
何故なら子供は汚れの無い物であり、そして人間にとって一番大切な存在。
人間の一番大切な物を神様に捧げる、という考え方で、少年少女は贄にされたのです。
…これは蛇足だったかな? ともかく、子供という物は邪心が少ないとされる。


林林林林林林林林林林林大林林林林林林林林林林 (森の中のスレンダーマンの図)

…何となく、何が言いたいかわかったと思います。

もしも、スレンダーマンが無垢な者を攫う事によって保護し、
 無垢な子供を濁らせる、自らも濁った存在である大人の精神に干渉し、死亡させる者だったら?


スレンダーマンの視線、そしてスレンダーマンという存在への認識(STA絆)には、
人間の中の危険な思想や濁った心に反応して精神障害を引き起こし、
最悪自ら死を招かせる(ヘンダーソン)若しくは心そのものを殺し、傀儡とする…という力がある。

だがそのエネルギーは、まだまだ純粋無垢な子供には無害である。
その子供もこれから成長していけば必然的に穢れて行ってしまう。
なのでスレンダーマンは、無垢なままの子供を守る為に、攫ってしまう。
無垢な人類を愛するが故に、それが汚れていくのを何よりも恐れているのか…
それとも、オイペンドウの様に世界的にではないけれども、少しずつ人類を淘汰しているのか。

え? 昔、森の中で迷子になっていた子供を助けて仲良くなり、
孤独が癒されて人間ていいなあ…人間大好きだなあ…なんて思っていたのに
数十年後にその子を見かけたら世の中の穢れを目一杯に吸った汚い大人になったのを見て絶望、
あの頃はあんなに綺麗だったのに、友達だったのに!! とその元友人を精神からSATSUGAI、
ふっと目線を逸らしたらまだ純粋なままのその元友人の子供が震えているのを見て
きみは元友人みたいにはさせないよさあおいで可愛い子、友達になろうよ怖く無いよ…
…なスレンダーマ(省略されました。続きを読むには20$支払って下さい

…同人誌即売会にすら存在しなさそうだね!!!!!!!!!!
存在したらProxyの仕業に違いねえな!!!!!!!!!!


←ラジオ塔


以上、スレンダーマンマジ状態:Pure説でした。
(状態:PureはOFFが元ネタな! BatterさんマジPure。)
もちろんスレンダーマンもその伝承も、STAも(おそらくきっと多分)作り話ですし
アッテンボローの怪人との関連性も無いもの。
僕が勝手にオイペンドウ及びヴォードとスレンダーマンを重ね合わせたら
各伝承などなどとの関連性が何故か見えて来て、それが楽しかったので書かせて頂いた
限りなくジョークに近い嘘考察文でした。
需要なんて知らないよ。別に義務でやってる訳じゃないんだもんね。健全な趣味だもんね。

全ての発端は、スーツ異形頭のオイペンドウさんの触手攻撃シーンというたった1つのコマだったのに。
僕は複数の物から関連性を発見してでっち上げる作業が好きみたいです。
でもそのでっちあげが丸々主観的妄想な訳だから、STA考察あんまり信じ込まないでね!!!!


見返してみれば、随分『生物』臭いスレンダーマンだ。これもまた、考えるにしては楽しいね。
やっぱり僕が一番好きなのは、生物臭さが無い、不明瞭な存在としてのスレンダーマンかなあ。

あと今回、完全に「身体を借りる」形になったオイペンドウさんだけど、大好きです。
大将も大好きです、つっても怪人達はみな素敵だ。
今までいろいろな異形頭に惚れて来たけれど、モンティアン人達が一番『隣人』になってほしいね。



←CRの焼死体